
今日は、犬のRくんと公園を散歩し、ベンチに座って休憩していると、ご高齢のご夫婦に声をかけられました。
ご主人「その犬は、なんという犬種ですか?」
私 「ラブラドゥ―ドルといいます」
奥さん「えーっ、ほらやっぱり、私が言った通りじゃないっ」
奥さんがえらく、興奮しておられました。じつは、奥さんはラブラドゥ―ドルは飼いたいらしくて、私が連れているRくんをみて、ひょっとしたらラブラドゥ―ドルでは?・・・と思って近づいてきたのです。
この老夫婦、犬はこれまで三頭を飼ってきたらしい。ラブラドールが好きで、三頭のうちの二頭はラブラドールだったそうです。それで、ラブラドールの血が入っているラブラドゥ―ドルを、どうしても飼いたいのだそうな。
とはいえ、奥さんはこういいます。
「私は75歳。主人は78歳。これから新しく飼うとなるとねえ・・・。私たちになにかあったら、息子が引き継いで飼ってくれるって言ってくれてるのだけど・・・」
70代後半のご夫婦が、新しく、子犬から飼うのは、無謀なのでしょうか?ちょっと考えてみました。
犬を飼うことを薦められる理由
1.精神的な充実感
子犬を飼うことで、愛情や癒しを得られ、孤独感を軽減することができる。
2.活動的な生活
子犬は日常的な散歩や遊びを必要とするため、夫婦が身体を動かすきっかけになる。
3.社交的な機会
犬を飼うことで、他の飼い主との交流が生まれることがあります。これにより、社会的なつながりが増える可能性がある。
4.責任感の維持
ペットの世話をすることで、日々のルーチンや責任感を持ち続けることができる。
飼うことを薦められない理由
1.身体的負担
子犬は活発であり、特に高齢者には体力的な負担になることがあります。散歩やしつけに必要なエネルギーが求められる。
2.健康上のリスク
高齢者は転倒や怪我のリスクが高く、犬が引っ張ったりすることで事故が起こる可能性がある。
3.時間と労力の必要性
子犬はしつけや社会化が必要で、時間と労力がかかります。高齢者には負担が大きいかもしれない。
4.将来の不安
高齢者が犬を飼う場合、将来的に健康状態が悪化した場合の犬の世話が心配されることがある。
まとめ
老夫婦が新しく子犬を飼うことは、個々の健康状態や生活環境によって異なります。飼うことの利点と課題を慎重に考慮し、必要であれば家族や専門家の意見を聞くことが重要です。
さて、私が出会った老夫婦が、どうしても子犬を飼いたい、もう飼う、という場合。どのような犬種がいいのでしょうか?それについても別記事でかんがえてみました。