日々の生活の中で、ふとした瞬間に「自分は何をやっているんだろう」と虚しさを感じたり、理由のない焦燥感に襲われたりすることはありませんか?
仕事や家事に追われているときはまだしも、ふと時間が空いたとき。特別な予定もなく、ただ時間が過ぎていくのを眺めていると、「自分は幸せではないのではないか」と、心が沈んでしまうことがあります。
そんなとき、私は家の中で横になっている愛犬を眺めます。

1. 犬の「幸せ」と人間の「幸せ」
犬の幸せ
犬は、基本的な欲求(食事・安全・愛情・適度な刺激)が満たされていれば、かなり満足して過ごせる動物です。犬は「今、この瞬間」を生きるのがとても上手です。
退屈そうに見えても、飼い主さんのそばで安心して過ごせること自体が、犬にとっては大きな幸せだったりします。
人間の幸せ
一方、人間は「意味」や「目的」を求める生き物です。
ただ生きているだけでは満足できず、「何かを成し遂げたい」「誰かの役に立ちたい」「成長したい」といった欲求が強くあります。
そのため、何もせずに過ごすと「自分はこのままでいいのか?」と不安になったり、虚しさを感じたりしやすいです。
2. 犬の生活から学べること
犬の「今を味わう力」や「小さなことに満足できる心」は、人間にも大きなヒントを与えてくれます。
今ここに集中する
犬は過去や未来をあまり気にしません。
目の前のごはん、飼い主さんの声、日向ぼっこ――そういう小さな幸せを全身で味わっています。
「何もしない」ことの価値
人間は「何かしなければ」と思いがちですが、犬のように「ただ一緒にいる」「のんびりする」ことにも意味があるのかもしれません。
愛情のやりとり
犬は「愛されている」「安心できる」ことをとても大切にします。
人間も、誰かと温かな時間を共有することが、幸せの大きな要素になります。
3.人間の「幸せ」を見つけるヒント
犬の生き方からヒントを得つつ、人間らしい幸せの感じ方を探すために、こんなことを試してみてはいかがでしょうか。
① 小さな幸せに気づく練習
- 朝のコーヒーの香り
- 犬の柔らかい毛並み
- 外の風の音
こうした「ささやかな心地よさ」を意識してみる
② 「今ここ」に意識を向ける
- 未来や過去の不安から離れ、目の前のことに集中する
- 犬と一緒にぼーっとする時間を「無駄」と思わず、味わってみる
③ 自分を責めない
「何もしない自分」を責めず、「今は充電期間なんだ」と受け止める
犬のように、ただ存在すること自体に価値があると考えてみる
④ 誰か(犬も含めて)とのつながりを大切にする
- 犬と目を合わせてスキンシップをとる
- 友人や家族と少し話してみる
4. まとめ
犬の生活は「幸せ」の原点を思い出させてくれます。
「生きているだけで幸せ」とまではなかなか思えなくても、
「今ここにいる自分」「小さな心地よさ」「大切な存在とのつながり」
――こうしたものを大切にすることで、少しずつ心が軽くなることもあると思います。
