前の記事で出会った老夫婦は、また犬を飼いたいと言っていました。しかも、子犬から育てたいと。その時私は思ったのですが、子犬ではなく、成犬のほうが、このご夫婦の年齢的に考えても、飼いやすいのではないかな・・・と。
そこで、子犬と成犬、高齢の方が飼うならどんなメリットやデメリットがあるのかを、考えてみました。

- 1. 子犬を飼う場合のメリット・デメリット
- 1.1.1. メリット
- 1.1.1.1. 共に成長する喜び:
- 1.1.1.2. しつけのしやすさ:
- 1.1.1.3. 比較的長く一緒にいられる
- 1.1.2. デメリット
- 1.1.2.1. 手がかかる:
- 1.1.2.2. 健康管理:
- 1.1.2.3. 将来の予測が難しい:
- 2. 成犬を飼う場合のメリット・デメリット
- 2.1.1. メリット
- 2.1.1.1. しつけがある程度されている:
- 2.1.1.2. 性格や体の大きさがわかる:
- 2.1.1.3. 落ち着いている:
- 2.1.1.4. すぐに生活に馴染める:
- 2.1.2. デメリット
- 2.1.2.1. 過去の経験が影響することも:
- 2.1.2.2. 健康状態:
- 2.1.2.3. 寿命:
- 3. どちらを選ぶか、検討のポイント
- 3.1.1. 1.体力的な負担
- 3.1.2. 時間の余裕
- 3.1.3. 経済的な負担
- 3.1.4. どのような犬と暮らしたいか
- 4. まとめ
子犬を飼う場合のメリット・デメリット
メリット
共に成長する喜び:
子犬から飼うことで、成長過程を間近で見守り、絆を深めることができます。
しつけのしやすさ:
飼い主さんのライフスタイルに合わせて、一からしつけを行うことができます。
比較的長く一緒にいられる
成犬よりも寿命が長く、より長い期間一緒に過ごせる可能性が高いです。
デメリット
手がかかる:
子犬は排泄のしつけや甘噛み、夜鳴きなど、手がかかる時期が長く続きます。ご高齢のご夫婦にとって、体力的な負担が大きくなる可能性があります。
健康管理:
予防接種や健康チェックなど、子犬特有の健康管理が必要です。
将来の予測が難しい:
成長後の体の大きさや性格の変化は、ある程度予測はできても、完全に把握することは難しい場合があります。
成犬を飼う場合のメリット・デメリット
メリット
しつけがある程度されている:
保護犬など、前の飼い主によって基本的なしつけがされている成犬であれば、新たに教える手間が省けます。
性格や体の大きさがわかる:
成犬は性格や体の大きさが定まっているため、ご夫婦の生活に合った犬を選びやすいです。
落ち着いている:
子犬に比べて落ち着いていることが多く、手がかかりにくい傾向にあります。
すぐに生活に馴染める:
すでに人間社会に慣れている犬であれば、新しい環境にも比較的早く順応できます。
デメリット
過去の経験が影響することも:
過去に嫌な経験をしている犬の場合、新しい環境に慣れるまで時間がかかったり、特定のトラウマを抱えている可能性があります。
健康状態:
保護犬の場合、過去の健康状態が不明なこともあり、病気を抱えている可能性もゼロではありません。事前に健康状態を確認することが重要です。
寿命:
子犬に比べて、一緒にいられる期間が短くなる可能性があります。
どちらを選ぶか、検討のポイント
1.体力的な負担
子犬の世話は、想像以上に体力を使います。ご夫婦の体力に自信がない場合は、比較的落ち着いていて手がかからない成犬の方が良いかもしれません。
時間の余裕
子犬のしつけには多くの時間と根気が必要です。ご夫婦に犬と向き合う十分な時間があるかも考慮しましょう。
経済的な負担
子犬は予防接種や避妊・去勢手術など、初期費用がかかります。成犬も健康状態によっては医療費がかかる可能性がありますが、子犬に特有の費用は少なくなります。
どのような犬と暮らしたいか
「成長を見守りたい」という気持ちが強いなら子犬、「すぐにでも落ち着いた犬と暮らしたい」なら成犬という選択肢があります。
まとめ
最終的には、ご夫婦が「どのような犬とどのように暮らしたいか」を具体的にイメージし、それぞれのメリット・デメリットを総合的に判断されるのが一番です。
もし可能であれば、ご近所で犬を飼っている方から話を聞いてみたり、保護犬カフェなどで実際に成犬と触れ合ってみるのも良い経験になるでしょう。