前記事で出会った老夫婦の奥さまが、どうしても飼いたいという犬種、ラブラドゥ―ドル。私の愛犬、Rくんがそのラブラドゥ―ドルなのですが、私が思うに、かしこいし、可愛いし、とても飼いやすい犬種だと思います。でも、ご高齢のご夫婦が飼うにはどうなのでしょう?個人的な意見として、元気すぎて、持て余してしまうのではないか・・・そんな風に思ってしまいます。

老夫婦が新しく犬をパートナーとして迎え入れるのに向いている犬種は?年齢を重ねても、犬との暮らしはかけがえのない喜びをもたらしてくれるはずです。老夫婦にとって、穏やかで心豊かな日々を送れるような犬種選びと、そのためのポイントを考えてみました。

老夫婦と暮らすのに適した犬種選びのポイント

ご夫婦の年齢や体力、ライフスタイルを考慮すると、以下のようなポイントが重要になります。

1.小型犬または中型犬

大きすぎる犬は散歩や世話の際に体力的な負担が大きくなる可能性があります。

2.穏やかな性格

無駄吠えが少なく、落ち着いて過ごせる犬種が望ましいです。

3.運動量が少ない

 激しい運動を必要とせず、室内でのんびり過ごすことを好む犬種が良いでしょう。

4.手入れが比較的楽

ブラッシングなどの手入れが過度に負担にならない犬種がおすすめです。

5.人懐っこく、愛情深い

 寂しさを癒し、心の支えとなるような犬種が適しています。

おすすめの犬種

上記のポイントを踏まえ、老夫婦との暮らしに適した犬種をいくつかご紹介します。

1.トイプードル

賢く、しつけがしやすい犬種です。抜け毛が少ないため、室内を清潔に保ちやすいのも魅力です。人懐っこく、愛情深い性格で、ご夫婦の良きパートナーとなってくれるでしょう。

2.シーズー

おっとりとした性格で、比較的運動量も少ないため、ゆったりとした時間を過ごしたいご夫婦にぴったりです。愛らしい容姿も魅力の一つです。

3.キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

温厚で人懐っこく、穏やかな性格です。適度な運動は必要ですが、激しい運動は好みません。優雅な見た目も魅力的です。

4.チワワ

小型犬の中でも特にコンパクトで、室内での飼育に適しています。飼い主によく懐き、愛情深い一面を持っています。ただし、寒がりなため、冬場の寒さ対策は必要です。

5.パグ

愛嬌のある顔立ちと、のんびりとした性格が魅力です。短頭種のため、呼吸器系の疾患に注意が必要ですが、室内でのんびり過ごすことを好みます。

新しい犬との生活を迎えるにあたって

新しい犬を迎えることは、喜びであると同時に責任も伴います。ご夫婦の年齢を考慮し、無理のない範囲で犬の世話ができるよう、以下の点も検討しておくと良いでしょう。

1.無理のない散歩計画

天候や体調に合わせて、短い時間でも良いので毎日散歩に出かけましょう。

2.食事の管理

年齢や犬種に合わせた適切な食事を与えましょう。

3.定期的な健康チェック

動物病院での定期的な健康診断は欠かせません。

4.トリミングやブラッシング

犬種に合わせた適切なケアを行いましょう。

5.地域のサポート体制

地域のボランティア団体やペットシッターなどのサポート体制を確認しておくと安心です。

まとめ

以上まとめてみて、あらためて思うことは、体力的に低下傾向にある老夫婦には、体重5キロ未満の小型犬で、おとなしい性格の犬種がいいと思うのです。ちなみに、ラブラドゥ―ドルはミニチュアサイズでも10キロ~13キロはあります。このことを考えると、ご高齢のご夫婦には、あまりむかないのではないかと考えられるのです。
小型犬でしかもおとなしいとなったら、シーズーやパグ、が最適なのではないでしょうか?

どうしても、この犬種が飼いたい!というのはあると思います。でも、いざ飼ってみて、体力的に疲弊してしまって、飼ったことを後悔してしまっては、人も犬も不幸ですよね。

出会いは不思議な縁で幸せを運んでくれるものではないでしょうか?ほんとはこの犬種がほしいわけではないのに・・・とおもっても、一緒に暮らしていくうちに、互いの愛情が生まれ育まれるはずです。

老夫婦にとって本当に、最適な犬種は?一番の希望は少し置いといて、ご夫婦のライフスタイルや住環境、過去の犬との経験などを考慮して、最適な犬種を見つけることが大切です。

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